運動不足解消を助けてくれる仲間
コロナウイルスでしばらくお休みしていた子どもが、レッスンに戻ってきた際、「どれぐらい運動(もしくはサッカー)してた?」と聞きました。
ほとんど運動してなかったと思って聞いてみたら、彼は「A lot(たくさん)」と答えました。
一瞬、頭にはてなマークが付き、「どうやって運動してたの?」と再度聞きました。
彼は「お父さんと庭でサッカーしてた」と言いました。
学校でも行けず、友達とも遊べない。それでも、彼には一緒に、たくさんサッカーをしてくれる"お父さん"という強力な助け手がいました。
「一緒に運動しよう!」「一緒にスポーツをしよう!」と言ってくれる存在がいるかいないかは、子どもの運動習慣や運動神経、スポーツスキルを養う上でとても大切なことです。
私の父は、あまり運動好きな人ではありませんでしたが、たまに一緒に公園に行ってサッカーをしてくれました。父以上に、私をサッカーに誘ってくれたのは、兄でした。私よりも早くサッカーを始めた兄は、サッカーが大好きで、毎日のように一緒にサッカーをしてました。兄の友達にも、私の友達にも、サッカー好きがたくさんいて、自分から誘ったり、相手から誘われたりして、近くの公園に集まって(たまに家の中でも!)いつもボールを蹴ってました。
自分一人では、あそこまでサッカーに熱中することはできませんでした。
サッカーが部活動になってからは、辛くて辞めたいと思ったこともありましたが、仲間がいたから続けることができました。
自分の運動やスポーツを、身近にいる人が励ましたり、助けたり、一緒に取り組んだりしてくれるのなら、その子供はとても幸せでしょう。
そして、それは大人になってからも同じです。
自宅にいることが多くなり、運動不足になってから、私と妻は一緒に運動するようになりました。
トレーニングアプリを使った15分ぐらいの家の中でできる運動、体操、ストレッチですが、運動不足解消に役立ってます。
私がやる気がない時は、妻の方から「今日もやろうよ!」と誘ってくれます。
二人で並んで、スマフォを見ながら体操をするのは、とても不思議な気分ですが、一人でやるよりも、圧倒的に楽しく、充実感があります。
何をするにも、仲間がいるのは良いですね。みなさんのお子さんにも、一緒に体を動かして遊ぶ、または、スポーツに取り組む仲間が与えられますように。