運動神経が良い!スポーツが大好き! そんな子どもを育てるために サッカーコーチのブログ

アデレードでサッカーレッスンを行なっているコーチのブログ。

サッカーともう一つ習い事をさせるなら...

日本では、子どもが複数のスポーツを習うことはあまりありません。

 

でもオーストラリアでは、スポーツはシーズン制ということもあり、複数のスポーツを習ってる子どもたちが結構います。

 

サッカーのスキルを磨くために、サッカーに専念することは良いことです。

 

しかし、他の習い事を組み合わせることで、相乗効果が生まれます。

 

最近、レッスンに来た女の子は、体操をやっていたため、柔軟性に優れていました。

 

サッカーでは意外と柔軟性が重要です。

 

それは、サッカーではボールが浮くことがよくあるからです。

 

手は使えないため、浮いたボールを足でコントロールしたり、蹴ったりすることがよくあります。

 

もちろん、頭は使えますが、ヘディングでは強いボールが打つのが難しかったり、横に来たボールには触れないため、サッカー選手にとって股関節の柔軟性は重要です。

 

プロサッカー選手でも、サッカー以外のスポーツから柔軟性を養い、それを活かしてる選手がいます。

 

例えば、ACミランに所属するズラタン・イブラヒモビッチ選手です。

 

彼は4つの国リーグで優勝を経験し、5度の得点王を獲得したストライカーです。

 

その彼の得点力の要因の一つは柔軟性です。

 

幼少期からテコンドーを習い、柔軟性があるため、アクロバティックなシュートを打つことができるんです。

 

そんなサッカーで意外と重要になる柔軟性ですが、基本的に練習ではほとんどトレーニングしません。

 

ウォーミングアップなどで、ストレッチをすることはあります、

 

でもそれは柔軟性を養うことを目的としたものではありません。

 

そのため、サッカーをしてる子どもの中には、たくさん身体が硬い子どもがいます。

 

なので、サッカー以外にもう一つ習い事をさせるなら、体操や格闘技は良いかもしれません。

 

いずれにしろ、サッカーとは全く異なることをやった方が、異なる運動能力や身体能力、スキルを身につけることができます。

 

ちなみに、水泳を習う子どもはたくさんいますが、個人的には、水泳のスキルは他のスポーツにあまり役立たないと思います。

 

もちろん身体全体の筋力をつけるには良いでしょう。

 

お子さんが、サッカーともう一つ習い事をできるとすれば、どんな習い事が良いでしょうか?