サッカーが上手くなる子供の特徴
サッカーが上手くなる子の特徴は、運動能力よりも人間性にあります。
これまで10年弱サッカーを教えてきて分かった事は、特に「誠実さ」と「忠実さ」が大切だという事です。
この二つは、私自身が息子に最も身につけてほしいと願っているものでもあります。
そして、この二つはスポーツの上達のみならず、人生をより良く生きるためにも必要になるものです。
誠実さがあれば...
・地道に努力します。
・ごまかしたり、嘘を付いたりせずに、真面目に取り組みます。
だから、誠実な子はよく上達します。
忠実さがあれば...
・他者(親、先生、コーチ、上司等)のアドバイスを素直に受け入れます。
・聞くだけでなく実践します。
だから、忠実な子はよく学習します。
この二つの性質を身に付けてる子供は、スポーツの世界のみならず、その他の世界においても良い影響があるでしょう。
大人になってからも、職場において、よく学び、知識を得、スキルを身に付ける事ができるので、信頼され、評価される社会人となる可能性が高いかもしれません。
仮に自分の分野ではない世界に入ったとしても、誠実さと忠実さがあれば、活躍できる可能性があります。
サッカーレッスンの際、この二つの性質を備えてる子供に教えるのは、とても幸せです。その子がよく学び、順調に上達する姿を見れるからです。
反対にこの二つの性質が欠けている子供に教えるのは、正直なところ悲しい思い、可哀想な思いになります。それは、サッカーが上手くならないという以上に、その先の人生において損をするだろうと考えてしまうからです。
もちろん、まだ子どものうちなので、大目に見てもいいかもしれません。ただ、「三つ子の魂百まで」というように、大目に見すぎてもいけないと思います。子供の頃に身に付けた性格は、そんなに簡単に変わるものではないという見方もあります。
レッスンで教える子どもたちに「誠実さ」と「忠実さ」の二つの性質が備わるように祈りつつ、これからも指導していきたいと思います。