運動神経が良い!スポーツが大好き! そんな子どもを育てるために サッカーコーチのブログ

アデレードでサッカーレッスンを行なっているコーチのブログ。

上達が速い子どもの五つの特徴

子どもたちにサッカーを教えていると、上達が早い子どもとそうでない子どもが出てきます。

 

両者を分けるものとは何でしょうか?

 

「運動神経」でしょか?

 

運動神経もその一つですが、最も大きな要因ではないと私は思います。

 

「スポーツに取り組む時間の長さ・頻度」でしょうか?

 

時間と頻度ももちろん上達に大きく関わりますが、これも最も大きな要因ではないと思います。

 

では、どんな子どもがハイスピードで成長していくのでしょうか?

 

それは、その子どもの「心」や「人間性」に関わることです。

 

具体的に、上達が早い子どもの、五つの特徴を列挙してみます。

 

1.話をちゃんと聞ける

話を聞ける子どもは上達が早いです。なぜなら、コーチのアドバイスをよく聞いて、理解した上で、練習するからです。逆に話を聞けない子ども、または、話を聞いても理解しようとしない子どもは、自分の感覚で取り組むために上達が遅くなります。

 

2.目上の人に対するリスペクトがある

コーチに対するリスペクトがある子どもは、上達が早いです。そのような子どもは、コーチはコーチ(教える人)で、自分は生徒(教えを受ける人)という線引きをきちんと引いています。なので、コーチからスキルや知識を積極的に吸収し、学ぼうとする意欲に溢れています。

 

3.コミュニケーションが取れる

コミュニケーションが取れる子どもは、上達が早いです。コーチの説明を聞いて理解できなったらきちんと質問し、きちんと理解した上で練習に取り組もうとします。そのため、コーチが意図したとおりに練習を進めることができるのです。逆に、コミュニケーションがよく取れないと、コーチの考えてることや思ってることと、レッスン生のそれらとにギャップが生まれるため、効率的な練習をするのが難しくなります。

 

4.ルール・約束を守れる

試合や練習において、設定されたルールを守ろうとする子どもは上達が早いです。コーチは上達のために、なんらかのルールを設定します。そのルールを守ることで、スキルが獲得しやすくなったり、練習がスムーズに運んだりするからです。しかし、ルールを守れないと、練習や試合がめちゃくちゃになり、コーチの計画していたように子どもがスキルを身につけるのが難しくなります。

 

5.チャレンジ精神がある

何にでもトライし、一生懸命プレーする子どもは、もちろん上達が早いです。そもそも「上達する」ということは、「できなかったことができるようになる」ことを言うので、自然とチャレンジ精神が必要になります。二、三回やってできないようなことも、五回、十回と取り組む子どもはたくさんの成功体験を得ることができます。

 

ここで挙げた五つの特徴を一言でまとめると「スポーツマンシップ」と言えると思います。

 

このような特徴を子どもに身につけてもらうために「サカイク個人レッスン」があります。このレッスンでは、毎回カードを用いることで、スポーツマンシップに関わることを子どもに意識させます。

 

先ほど挙げた五つの特徴は、スポーツの世界だけでなく人生においても大切なことです。それらを子どもたちが身につけ、スポーツでも成功し、人生においても成功する人に育ってほしいと願っています。