運動神経が良いことのメリット
今日のレッスンでは、とても運動神経の良い子どもを教えました。
運動神経が良い子どもは、自分の頭でイメージした動きをすぐに実践する事が出来ます。これはスポーツを習う上で、大きなメリットになります。
なぜならば、基本的にスポーツを習うという事は、これまでに体験してこなかった動きを習得するという事だからです。初めてトライする動きを、すぐに出来るようになるかは、運動神経の良し悪しにかかっています。
なので、運動神経の良い子どもはスポーツスキル習得のスピードがとても速いです。どんどん上達していきます。反対に運動神経が悪いと、何度も何度も反復しないと出来るようになりません。
例えば、ジグザグにドリブルするという練習をするとします。
運動神経の良い子どもは、ボールなしの素走りで、上手にジグザグに走る事が出来ます。そして、ボールありでドリブルするにも、脚の運びが上手なので、何度か練習すればすぐにジグザグにドリブル出来るようになります。
反対に運動神経の悪い子どもは、ボールなしの素走りでも、上手にジグザグに走る事が出来ません。ボールありでドリブルでジグザグに回ろうとすると、全く成り立ちません。なのでまず、ジグザグに上手に走る事を身につけなければいけないのです。そしてから、ジグザグにドリブルする感覚を養っていきます。脚の運びがぎこちないので、ジグザグドリブルを身につけるのも時間がかかります。
このように、運動神経の良し悪しは、スポーツスキル習得速度に大きく関わります。そして、スポーツスキル習得速度は、スポーツを楽しめるかどうかにも大きく関わるので、やはり小さい頃から多種多様な遊びやスポーツを体験させる事はとても重要なことです。
七つに分類される運動能力を向上させ、九つのスポーツの基本動作を身につけるレッスンを行なっていますので、オーストラリア、アデレードにお住いの方で興味のある方ははぜひご連絡ください。
菊地 祥彦
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